3年生激励会

今年の卒団する3年生については、彼らがクラブから巣立つのではなく、クラブが3年生から巣立っていく表現が合っている。


今年から三送会という送別会を激励会という名前に変更した。


中身は変わらないが、卒団する3年生に対して、これからの未来に向けて応援するよ、という意味である。


決してお別れではない。


今年の三年生は一期生である。つまり彼らが1年生の時にクラブが発足した。

短いようだが本当に色々なことがあった3年間だったと思う。まずはコロナの流行があった。最初は7名いたメンバーももろもろの事情で最終的には3人なった。


チームに母体もコネもなく手作りのチームは本当に一からのスタートだった。

トレーニングマッチをするにも人数がいないので、保護者や小学生を入れてなんとか行い、毎回人数が揃うかが心配だった。


当然そんなチームはトレーニングマッチをするにも断れることがよくあった。クラブチームだけではなく、中体連にも対戦相手を探し、なんとか当時1年生だった3年生に試合経験を積ませようと必死だった。


彼らが2年生になる時のために、下の代が入ってくれるようしっかりチームとして活動していることを地域に示したかった。


そして彼らとの活動が少しずつ実を結び、人数も増えてきた。


キャプテンが最後の挨拶で結果が出せなかったという話しをしていたが、新人戦から選手権では順位を10位以上も上げることができ、1部リーグのチームにも公式戦で勝利できたことで結果は出せたと思う。


未来を担うアトレティコの1、2年生たちや、将来クラブに入団してくれる地域の小学生たちが活躍すれば、彼らの功績がより輝くだろう。


CFアトレティコ魚沼が新潟を代表する育成チームになった頃に。

CFアトレティコ魚沼

遊びのサッカーではなくサッカーに遊びがある集団がCFアトレティコ魚沼。 遊びとはつまり「心の余白」。そこからアイディアと意外性が生まれる。プレーに緩急が作れる。チャレンジ精神が育まれる。そしてサッカーに夢中になれる。 アトレティコでは遊びがあるプレーと思考を武器に、次へのステージに挑戦させる。 そしてその挑戦の場が地元の魚沼、新潟県、県外、海外、どこであろうと飛び出していこう!

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