U13大会
合同チームでU13大会を出場。
1年生に公式戦の経験を積ませるためにのぞんだ今大会は、アトレティコにとって初参戦となった。
これまで2年生の試合についていくという感覚だったが、1年生のみでどれだけできるかを期待して戦った大会だった。
コロナや負傷者が出たことで、終始人数が少ない状態だったが、全員がフル出場したことにより、責任感が芽生え、試合ごとに成長が見えた。
最終的には1勝3敗で大会を終えたが、良い意味で課題がたくさん出たのではないか。
例えば対戦選手の位置を見ていないパスを奪われて失点。
シナリオが見えないドリブルで突っ込み、ボールを奪われる。
相手のボールの出しどころを限定しているのに2列目のボールの寄せが遅いなど。
今アトレティコの選手たちに欠けている点は、プレーにシナリオが描けるようにする、前後に文脈を考えたプレー、つながりがある連動性のアクション、といったところだ。
ただこの点については秋からトレーニング中に徹底して落とし込むようにしている。
近道はない。ひたすらトレーニングやサッカー観戦などで、プレーの引き出しを選手たちが増やしていくしかない。
そしてもう一つ強く感じたことがある。
それはセンターラインの重要性。
合同で参加してくれたチームの3人の選手の能力が高く、上手くアトレティコの選手たちの良さを引き出してくれた。
サッカーは足し算のスポーツではない、掛け算のスポーツだ。
チームに軸となる選手がいるか、いないかで別のチームになると言われるが、今回はより強く実感した。
大会を終えて3人は別のチームとして戻ってしまう。
そうなるとアトレティコに必要なのは軸がいなければ軸を作る。そして化けてもらう。
眠っている才能を掘り起こすクラブ、それがアトレティコ魚沼だ。
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