化けろ!


8月のU14新人戦予選リーグの結果から順位決定戦にまわったが、9月の順位決定戦でも結果は振るわなかった。


大会を振り返ると3年生の穴は予想以上に大きかった。

成長の兆しが見られた選手もいたが、まだまだチームとしても、個人としても未熟さを痛感させられた大会となった。


仲間を活かすのは大切なことだが、「頼ろうする感覚」はすでに相手にその弱さを見透かされる。


ただ選手たちは良く戦った。見えた希望としてはチームとして、順位決定戦で自信喪失が原因での「チームで何がしたいのかわからない」ということはなかった。


・攻撃の狙いどころのスペース

・ゆさぶり入れてからの仕掛け方

・チーム全員で状況に応じての守り方


本当に意図あるチャンスはたくさん作った。方向性はブレていない。

あとは相手のレベルが高くなってプレー強度が高まっても、同じ水準でプレーできるかどうか。


チームとして進むべき方向が見失っているわけではない。地図を開いて自分たちがいる場所もわかっている。そこから険しいジャングルをかいくぐり大海原が見えるところまで、進むしかない。


そのために「個」の意識を変えて、レベルを上げること。ここで言う「個」は集団から切り離した「個」ではなく、集団の中で相互作用で個性を発揮できる「個」である。


来年のリーグ戦で昇格とユース選手権で決勝トーナメント進出するという目標を定め、ポジションの構想も固まっている。現在の戦力とチームの現状を踏まえてのプレーモデルはおおまかにできている。

この選手が化けてくれれば、チームのピースがハマっていくのも見えてきた。


3年生が去った後、秋から春にかけてどのように過ごしていくか。いや今からだ。

当然昨年と同じことような過ごし方では駄目なので、さらに強化プランを考えていく必要がある。


そのために個人の自信を持つことと刺激が必要だ。


自信を得るにはチャレンジが必要だし、刺激を得るには冒険が不可欠。

どちらも簡単なことではない。

しかし去年の新人戦も同じような展開から這い上がってきたではないか。


この過程をチーム全員で楽しもうじゃないか。


育成クラブの指導者として、また一つ真価が問われる。




CFアトレティコ魚沼

遊びのサッカーではなくサッカーに遊びがある集団がCFアトレティコ魚沼。 遊びとはつまり「心の余白」。そこからアイディアと意外性が生まれる。プレーに緩急が作れる。チャレンジ精神が育まれる。そしてサッカーに夢中になれる。 アトレティコでは遊びがあるプレーと思考を武器に、次へのステージに挑戦させる。 そしてその挑戦の場が地元の魚沼、新潟県、県外、海外、どこであろうと飛び出していこう!

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