クラブユース選手権二次リーグ
二次リーグ
対 上越春日FC 0対3 負け
対 AC UNITED 0対10負け
2敗で2次リーグ敗退
初戦が一部リーグ首位の春日さんということで、完全に選手権使用のフォーメーションで戦った。3チームの中で自分たちが弱者ということはわかりきっている。
そのなかでも何が起こるかわからないのがサッカーだし、それこそがサッカーの醍醐味であり、世界中の人々を魅了している理由の一つである。
相手の縦パスを封鎖し、外からの攻撃には粘り強く対応して前半は0対0で折り返してプラン通り。
試合の空気が変わり始めたのを確かに感じた。
が、しかし勝負はそんなに甘くない。
残り10分まで我慢してそこから仕掛けようと思ったが、そこを待たずして2失点し、終了間際にダメ押しの得点を奪われて、0対3。
アトレティコはドラマを作りだすにはまだ早いと言われているような気がした。
ただもう一戦あるので、決して終わったわけではない、と選手に言い聞かせたが、二戦目のAC UNITEDさんとの試合ではもう完全に気持ちも体力も残っていなかった。
万全な状態で行いたいという気持ちはあるが、一戦目に体力を出し切ってしまった時点で負けを認めるしかないし、かりに体力が残っていてもAC UNITEDさんとの力の差は気力でなんとかなるほど近いものではなかった。
痛恨の2敗で二次リーグ敗退は確定した。
そもそも1戦目の試合でチームは満足したのかもしれない。その時点で上に勝ち進むメンタリティーではない。
昨年よりは前に進んだが、チームの根本はまだ変わっていない。そのために自分が変わらなければチームは変わらない。
一方でチームは負けたし、悔しい気持ちもあるが、間違いなく強豪相手に通用し、自信を得た選手もいた。
それはこの大会で大きな収穫だった。
選手権はまだ終わらない。来週には17位から24位までの順位トーナメントがある。
少しでも価値ある勝ちを目指し、出場機会の少なかった1年生の活躍にも期待したい。
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