プレシーズン3戦目
「ボールと私」
なんか卒業文集のタイトルみたいですが、アトレティコはここに課題が表れています。
プレシーズン3戦目は柿崎グランドにて、グランヴォーチェ柏崎U15さん。
新人戦で決勝トーナメントまで進出している好チームとの対戦を楽しみにしていました。
押し込まれる予想はできてましたので、その中でどれだけのプレーを発揮できるか。
相手のプレッシャーを上手く回避できない時間帯が続きましたが、本来うちの目指すサッカーはどんどんボールを奪いにいく相手を逆手に取り、かいぐぐっていくようなプレーコンセプトなのですが、やはりまだまだ課題を感じるゲームでした。
特に今回のゲームで気になったのは、選手たちがまだまだ「ボールと私」の関係性でしかなく、「ボールと全員」という意識を持つことができませんでした。
ここでいう全員というのは「味方」も「相手」もです。
ボールというものを相手ゴールに入れるというサッカーは極論でいえば、自分がゴールしなくても、チームの誰かがゴールすれば良いスポーツです。
そう考えた場合に、最初の「ボールと全員」を意識することで、自分がすべきプレーが見えてきます。
例えば
自分がボールを受けにいくべきか、受けにいかず仲間のためにパスコースを空けた方がいいのか。
仲間が受けることを想定して、その後、自分がどこに走りこみボールを受けるか。
ロングボールを蹴らせるために受けにいくフリをして、仲間のためにスペースをつくるのかなど。
ただこれらの動きはアトレティコのコンセプトでいうと、「自分がボールを受けたいポジション、イコール、仲間のためにスペースを空けるポジション」になります。
なので、ここに行きつくまで繰り返し、「教える」で満足するのではなく、「身につけさせ、実になる」までに繰り返し、トレーニングとゲームを繰り返し行う必要があります。
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