何を与えるか

この時期のU13大会の会場では、指導者と情報交換をする機会が多い。


来年度の新入団の選手の会話をする中で、あるクラブの指導者はこんなことを言っていた。


「今、選手募集をするなかで選手も保護者も何を求めているのかわからなくなってきた」というものだ。


ここが都会の神奈川県でも東京などの都市部ではない、新潟県だ。

さらに私が住んでいる魚沼市は新潟県でも山間部。中心地といわれる地域でも中学校は2クラス、あとの中学校は1クラスがほとんど。

その指導者からそんな話題をされて、アトレティコはどのようなものを強みとして選手を呼び込むか。


クラブヴィジョンは高校生年代以上のカテゴリーで活躍できる人材を育成する、というのもの。


つまり次のカテゴリーで活躍できるイメージを持たせることだ。

その権利は誰にでもある。


もちろん選手によって、次のステージのレベルはバラバラだが、「知る」ことは誰でもできる。


例えば大学受験で大事なのは、過去の試験問題を解くこと。

サッカーも過去ではないが、目標のレベルがどのくらいか知ることが大事だ。


そのためにアトレティコができることは質の良い指導をすること、試合で競争をすることもそうだが、アンテナを外の世界に広げ、体感や知ることだ。


魚沼の狭い地域にいてはいけない。


常に外の刺激を受けるクラブにしていきたい。


どのように?


それは次回に。








CFアトレティコ魚沼

遊びのサッカーではなくサッカーに遊びがある集団がCFアトレティコ魚沼。 遊びとはつまり「心の余白」。そこからアイディアと意外性が生まれる。プレーに緩急が作れる。チャレンジ精神が育まれる。そしてサッカーに夢中になれる。 アトレティコでは遊びがあるプレーと思考を武器に、次へのステージに挑戦させる。 そしてその挑戦の場が地元の魚沼、新潟県、県外、海外、どこであろうと飛び出していこう!

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