サッカーの地域課題

クラブも2020年に発足して、6年がたった。


11月になりU15のカテゴリーもリーグ戦が終わり、活動が終了した。

新チームはクラブのスローガンにしている「遊びがあるサッカー」と、ゲームコンセプトの「人とボールを戦略的に動かし、スペースを支配するサッカー」をもう一度、全面に出してい、選手の特徴がもっと発揮されるチーム作りをしていきたい。


一方、現チームとは別にクラブヴィジョンとしては高校年代以降のカテゴリーで活躍できる選手の輩出を目標とし、少しずつだが、各高校などで活動する選手も増えてきた。

しかしアトレティコだけではなく、地方の地域スポーツの課題であるが、少子化の影響で地元の高校にサッカー部がない、という課題があり、OBが次のカテゴリーでサッカーができない、という問題にも直面している。


サッカーをするには限られたサッカー部がある地元の高校に行くか、都市部の学校に行くしかない。


問題は中学サッカー部は地域以降が進んでいるのに「高校生年代」は地域以降が進んでいないのと、それに伴うサッカーがしたい選手が強豪校に集中する現象にあると思う。


高校サッカーは否定しない。むしろ賛成だが、通っている高校にサッカー部がなければ、サッカーができない、スポーツができない、という環境は近いうちに、現在、野球が抱えている問題と同じことがサッカーにも起きるのではないかと危惧している。


「高校年代」のサッカーこそ「クラブチーム」の必要性を感じる。

アトレティコも将来、ユース年代のカテゴリーを作る必要があるが、その枠組みをどうやって作っていくか。


そして地元のチームでも夢を描ける仕組みが必要だ。


このクラブはまだまだやるべきことがたくさんある。

人間も6歳はまだ小学校に入るくらいの年齢で、将来は楽しみがいっぱいだ。

CFアトレティコ魚沼

遊びのサッカーではなくサッカーに遊びがある集団がCFアトレティコ魚沼。 遊びとはつまり「心の余白」。そこからアイディアと意外性が生まれる。プレーに緩急が作れる。チャレンジ精神が育まれる。そしてサッカーに夢中になれる。 アトレティコでは遊びがあるプレーと思考を武器に、次へのステージに挑戦させる。 そしてその挑戦の場が地元の魚沼、新潟県、県外、海外、どこであろうと飛び出していこう!

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