U14新人戦の正念場
久しぶりの投稿になったが、新潟県のU14新人戦は毎年お盆明けにある。
アトレティコは予選リーグを1勝1敗で2位通過し、決勝トーナメント進出の決定戦となる試合で同じ地域のFCヴァレミールさんと対戦。
ダービーではないが同じ近隣のチーム同士の戦いで、互いに顔なじみがいる。
昨年の新人戦、つまり現U15の時は始動が遅れ、何もできないまま新人戦が終わってしまった反省から、今年のU14は2泊3日の東京遠征も行い、早めのチーム作りをした。
東京遠征ではまず守備を中心に戦術を整備した。
スライドするポジション取り、切り方、どこのパスコースを遮断するか、プレッシャーのかけるタイミングなど。
そして迎えたヴァレミールさんとの戦い。
勝てばチーム発足初の決勝トーナメントがかかる試合。
相手の狙いどころを戦前から分析し、対応する戦術がはまり、格上相手に後半15分まで0対0の我慢比べで、プラン通りにいった。
しかし歯車が狂った。ここから交代カードを切り、点を奪いにいこうとした矢先にまさかの失点。
そして立て続けに失点をして、0対3の敗戦。
選手全員が一丸となって戦った試合だけに全員が本当に悔しがった。
ただこの時期に緊張感のあるゲームと悔しい体験ができたのは必ずチームの成長の糧になる。
技術的にはU15と比べ、見劣りするがこの世代は不思議なまとまりを感じる。
全員が前向きだし、よく声もでる。お互いに議論できる。そして何より主体的に動ける選手が多い。
敗戦の課題は明確で、個の強化と得点力を上げること。それはもう新人戦が始まる前から分かっていて、トレーニングももう着手し始めた。
新人戦は順位戦が9月にある。そこまでに得点の狙いの形が出るようにトレーニングしていく。
夏が終わり、これから秋を迎えようとしている。U15も含め、もう二伸びくらいして冬の強化シーズンを迎えたい。
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